ペースカウンター
みなさん、ペースカウンターってご存知ですか。
ビーズに細いロープが通してあり、兵士やレンジャー隊員が歩数をカウントして
距離を歩測する時に使う道具です。
某サイトによれば、「この道具があれば、猛吹雪で視界ゼロという最悪の状態でも、
迷わず目的地に辿り着ける。実際に、これを使って遭難せずに助かった例は
たくさんある。世界最大級の山岳事故といわれる日本の八甲田山の時も、も
う一つの徳島隊は、これで全員助かっている」そうです。
「徳島隊は、これで全員助かっている」
スゲー の一言。山で遭難した時に(遭難しないことが大切だけど)役立ちそう!!
しかも構造は簡単で、一本の細いひも or ロープに13ケのビーズを9ケと4ケに分けて
通してあるだけ。
100歩ごとに9ケのビーズを1ケづつ動かし、900歩まで
カウントした後1000歩目は4ケのビーズのうち1ケを動かします。
これで5000歩までカウントが可能なわけです。
こんなの簡単に作れる!と思い、ビーズの代わりに
コードロックを使うことに。どうせ買うなら、登山用品店より
手芸用品店のほうが、いろいろ売っているだろうと思い、
ユザ〇ヤへGo. 店員さんに尋ね、売り場へ。
なんせ手芸店なんて入ったことない。
確かにたくさん売っていました。が、女性客ばかりで
えらく場違いな客でした。
色違いのロックのほうが分かりやすいだろう...
大きほうが使いやすいダロウ... 等々 思いながら買って
作った(と言う程ではないか)のが、
これ...
でかすぎる。
エンド~エンド間で
45cmもある。長すぎて使いにくい。
(ネットでは13ケ、5000歩カウントのビーズでしたが、1ケ追加して10000歩カウントまで可能にしました。)
極力、コンパクトにまとめようと次に作ったのがこれ
↓
前のと比べるとかなり小さくなりました。
大きさを比べると
↓
小さいほうを円海山でフィールドテストしてみました。
2歩で1カウントとしましたが、歩き始めから連続でカウントすると
他の登山者に挨拶したり、ゴミを拾ったり、小休止したりするたびに、
それまでのカウントがあやふやになり、結局4000カウント前で挫折。
フィールドテストで感じたのは、このカウンターは全行程をカウントするのではなく、
行程の一部分を歩測するための道具ではないか?ということです。
そうでないと、せっかく楽しみで山に入ったのに、歩数を数えているばかり...という
結果になってしまいますね。
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