九州、韓国岳で行方不明の小学生、死亡を確認
冬将軍がやって来ました。
長い風邪がようやく治った山出拾雄です。
ご無沙汰しております。
10月31日に九州の韓国(カラクニ)岳で行方不明となっていた
小学5年生の男の子の死亡が確認されたというニュースを
聞きました。沢に倒れて、あるネットの記事では、顔面を骨折していたそうです。
親と離れてしまい、大けがをして寒い山中で、一人過ごさなければ
ならなかった彼の心細さを思うと、可哀そうでなりません。
いたましい事故です。ご冥福をお祈りします。
元気のよい小学生が家族登山で親の先をスイスイと
歩いて、その後を親がフウフウ言いながらついて行く。
低山ハイクではよく見かける光景です。
目の前の元気一杯の息子が突然帰らぬ人になってしまった
親御さんのお気持ちも、察して余りあるものがあります。
パーティー(グループ山行)で、はぐれてしまった原因を雑誌で読んだことが
ありますが、ガスが立ち込めて視界が悪い状況で、登山靴のヒモを
締め直している間に、先行者とはぐれてしまったという例がありました。
山出の山行は単独行がほとんどなので、はぐれること自体ないのですが、
パーティー山行では、少なくとも前後のメンバーが視界の範囲内にいて、
はぐれた場合は、ホイッスルを鳴らすなどの連絡方法を事前に
打ち合わせておく必要があると感じました。
関連記事