こんにちは、山出拾雄です。
以前、下山した帰りのバスや電車の中で、自分が汗だらけで、きっと周囲の人にも
迷惑をかけていたことだろうと思ったことが、一度ならずありました。
自分自身でも、「下山した時にひと風呂浴びることができたら、さっぱり
するんだけどな...」と感じたことが何回かあります。
であれば、ひと風呂浴びられる山に登ればよいと思い、手持ちのガイドブックから
選んだのが、今回の扇山(1,137m)です。
ガイドブックは少し古いので温泉宿に事前に確認したうえで、ゴールデンウィークを利用して
行ってきました。扇山の標高はあまり高くありませんが、登りはしんどかったです。( ^^;; )
今回の扇山山頂には椅子やテーブルはありませんでした。
椅子がなくてもレジャーシートに寝っ転がればいい。
テーブルがなくてもトランギアのラージメスティンをひっくり返せば即席のテーブルに
なります。これはコリンフレッチャーが「遊歩大全」の中で、「オプティマス123Rのフタ(ソースパン)を
ひっくり返して使うとストーブ本体の座として使え、ストーブを安定して使える」と書いてあったのを
パクリました。
食事の後はA&Fチタントレールマグ、ボルドーバーナー、EPIクライマーズクッカーの
製造中止トリオでコーヒーを準備します。自分が使っている道具がどんどん製造中止に
なっていくのは、なんかちょっと淋しい気持ちです。
富士山を眺めながらのコーヒータイム。ちょっとぜいたくな時間です。
山頂のゴミ持ち帰りの表示。こいうのがなくても持ち帰りたいですね。
下山する途中途中に、登山者を誘うように何回も君恋温泉の表示があります。山出は
計画の時から温泉に入ることを今回の目的の一つにしていましたから、この看板は
いやでも目に入ります。
不動滝です。立派な滝ですが、なぜか国土地理院の地図に記載されておらず、
現在地のチェックができませんでした。
君恋温泉は下山口のすぐ先にありました。
立ち寄りの入浴料金は¥500.-でした。ひと風呂浴びて汗を流した後は、サービスでたけのこの
煮つけがテーブルに出ていました。ビール(¥350.-)を飲みながら今日の歩きを振り返ります。
このたけのこ、甘くてサクサクしてとても美味しいです。おすすめです。
今回のゴミ(特にあき缶)は登山道を外れた場所に落ちていました。
何年も捨てられたままの状態でした。最近は登山道に落ちているゴミは
比較的少ないように思います。登山者のマナーは向上しています。
では
資料:国土地理院 1/25,000 上野原
昭文社 山と高原地図 No.27 高尾・陣馬
山と渓谷社 目的別AG(アルペンガイト)゙ビッグフット
「いで湯の山旅ベストコース」