先月、10/14ですが、久しぶりに山に行きました。
奥多摩の大岳山(オオダケサン、標高1266.5m)です。
皆さんこんにちは、山出拾雄です。
久しぶりの山登りで、ふうふう言いながら歩いていると、
ファミリーグループの外国人ハイカーが山出を追い抜いていきました。
彼らは頂上で先にのんびりしていたのですが、リーダーと思われる
男性ハイカー2人が イワタニのガスストーブで直火式のエスプレッソを
淹れていました。
彼らの言葉を聞いてみても、どうも英語ではないようで、
「どこから来たのかなぁ」と思っていたのですが、その中の少年
(10才ぐらいか?)が山出の山道具に興味を示していたようなので、
思い切ってその少年に英語で話しかけてみました。
少年が興味を示した山出の道具
↓
山出:Where do you come from ?
(どこから来たの?)
少年:Sweaden.
(スウェーデン)
山出:(何、スウェーデンだと?そしたらトランギアの話をしないわけにいかない...)
I am a user of your Swedish outdoor product, Trangia. Do you know Trangia ?
((おじさんは、スウェーデンのアウトドア製品、トランギアを使ってるよ。)
(トランギア、知ってる?)
するとここで、エスプレッソを楽しんでいた、ちょっとこわもての、リーダーと思われるハイカーが
山出に話しかけてきたので、色々聞いてみると、今日は二家族のジョイントハイクで、
彼の家族は1年、もうひとつの家族は今年の1月から日本に滞在している、とのこと。
山出が If it is not windy, Trangia works very well. I like it very mch.
(ちょっとよいしょ。)と言うと、
彼は"Oh, yes. This is MY Trangia."と言いながら、ビールの空き缶で作った
アルコールストーブを 見せてくれました。
思わず、(こいつやるな...)と思ってしまいましたよ。
彼の手作りアルコールストーブです。
↓
「メインでイワタニのガスストーブを使っているが、サブとして手作りの
アルコールストーブを携帯していると言ってました。
と、言う訳でアルコールストーブの話で盛り上がってしまいました。
こんなローカルなコースをどのようにして見つけたのかと聞いたら、
「インターネットで見つけた」とのこと。
彼らはこの先進むか来た道を戻るか迷っていいるようだったので、
彼らが持ってきた地図を見せてもらったところ、山出に言わせれば
それはラフスケッチレベルのコース図でした。
山出の1/25000の地形図を見せ、この先のコースは長いことを
説明すると、来た道を引き返して行きました。
山出はゴミを拾いながら先に進みましたが、秋の日没の早さは
思っていた以上でした。
日が沈まないうちにヘッドライトを取りやすいよう、リュックの上の方に
パッキングしなおしましたが、 朝のスタートと山頂からのスタートが
遅かったため、まわりはみるみる内に暗くなり、 久しぶりにヘッドライトを
使いながらの下山になってしまいました。
ゴミ拾いも途中の鋸山で中断し、その後は下山に神経を集中させ、
一時はビバークすることも考えましたが、 途中で一緒になったハイカーの
助けも借り、ようやく下山することができました。
山は早出早着が鉄則であることを再認識した山行でした。
今回の山出の成果です。
では