クリーンハイク No.23 大岳山

山出拾雄

2013年11月05日 00:22

 先月、10/14ですが、久しぶりに山に行きました。
 奥多摩の大岳山(オオダケサン、標高1266.5m)です。
 皆さんこんにちは、山出拾雄です。

 久しぶりの山登りで、ふうふう言いながら歩いていると、
 ファミリーグループの外国人ハイカーが山出を追い抜いていきました。 
 彼らは頂上で先にのんびりしていたのですが、リーダーと思われる
 男性ハイカー2人が イワタニのガスストーブで直火式のエスプレッソを
 淹れていました。
 
 
彼らの言葉を聞いてみても、どうも英語ではないようで、
 「どこから来たのかなぁ」と思っていたのですが、その中の少年
 (10才ぐらいか?)が山出の山道具に興味を示していたようなので、
思い切ってその少年に英語で話しかけてみました。

 
 少年が興味を示した山出の道具
  ↓
 


 山出:Where do you come from ?
    (どこから来たの?)
 少年:Sweaden.
    (スウェーデン)
 山出:(何、スウェーデンだと?そしたらトランギアの話をしないわけにいかない...)

  I am a user of your Swedish outdoor product, Trangia. Do you know Trangia ?
   ((おじさんは、スウェーデンのアウトドア製品、トランギアを使ってるよ。)
   (トランギア、知ってる?)

 するとここで、エスプレッソを楽しんでいた、ちょっとこわもての、リーダーと思われるハイカーが
 山出に話しかけてきたので、色々聞いてみると、今日は二家族のジョイントハイクで、
 彼の家族は1年、もうひとつの家族は今年の1月から日本に滞在している、とのこと。

 山出が If it is not windy, Trangia works very well. I like it very mch.
 (ちょっとよいしょ。)と言うと、
 彼は"Oh, yes. This is MY Trangia."と言いながら、ビールの空き缶で作った
 アルコールストーブを 見せてくれました。
 思わず、(こいつやるな...)と思ってしまいましたよ。

 彼の手作りアルコールストーブです。
  ↓
 

 「メインでイワタニのガスストーブを使っているが、サブとして手作りの
 アルコールストーブを携帯していると言ってました。
 と、言う訳でアルコールストーブの話で盛り上がってしまいました。
 
 こんなローカルなコースをどのようにして見つけたのかと聞いたら、
 「インターネットで見つけた」とのこと。
 彼らはこの先進むか来た道を戻るか迷っていいるようだったので、
 彼らが持ってきた地図を見せてもらったところ、山出に言わせれば
 それはラフスケッチレベルのコース図でした。

 山出の1/25000の地形図を見せ、この先のコースは長いことを
 説明すると、来た道を引き返して行きました。

 山出はゴミを拾いながら先に進みましたが、秋の日没の早さは
 思っていた以上でした。
 日が沈まないうちにヘッドライトを取りやすいよう、リュックの上の方に
 パッキングしなおしましたが、 朝のスタートと山頂からのスタートが
 遅かったため、まわりはみるみる内に暗くなり、 久しぶりにヘッドライトを
 使いながらの下山になってしまいました。

 ゴミ拾いも途中の鋸山で中断し、その後は下山に神経を集中させ、
一時はビバークすることも考えましたが、 途中で一緒になったハイカーの
 助けも借り、ようやく下山することができました。

 山は早出早着が鉄則であることを再認識した山行でした。

 今回の山出の成果です。

 
  
 

 では 
 

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