2010年03月21日
クリーンハイク No.17 頭高山
このところ、母の一周忌など私事でバタバタしていて、
山歩きもブログの更新も、全くご無沙汰の山出拾雄です。
皆さん、こんにちは。
それでも毎日のアクセスのお蔭で70,000アクセスが見えてきました。
皆様、ありがとうございます。m(_ _)m
3/20~22は3連休の方が多いのではないでしょうか。山出も
3連休で、昨年の9月以来、山らしい山に行ってないため、
体内の山の虫のうずきを抑えられず、久しぶりに山に行ってきました。
天気予報では真ん中の3/21は天気が良くないということ
だったので、最終日では予備日がなくなってしまうので、
初日に行くことにしました。
山に行くときは,低山でも、予備日があると精神的に余裕があっていいですよ。
頭高山(ズッコウヤマ)は神奈川県秦野市の山です。
小田急線渋沢駅で下車し、ガイドブックと地図を見ながら
道しるべをみつけました。地元の人なら難なく分かるところが、
よそ者にはなかなか分からないというのはよくある話です。
途中、桃(?)の花がきれいでした。
食事


山頂では風が強く、先客のハイカーに挨拶したところ、「強風で全然お湯が沸かないですよ」と
言っていました。確かにこの風ではアルコールストーブと十字五徳の組み合わせではダメ
だと思い、久しぶりにボルドーバーナーを登場させました。ホワイトガソリンを給油し、点火。
燃料(ホワイトガソリン)を入れて、ストーブを温め着火し、コッヘルの水が沸騰したら消火する。
ただこれだけのことなんです。でもこれが楽しいんです。なぜなんでしょう?
そして山コーヒー。山で飲むコーヒーは本当にうまいです。
今日は風が強かったですが、風がなければ日だまりハイク向けの山です。
山歩きのときには、ぜひ山頂で淹れたてのコーヒーを飲んでみて下さい。
ガスストーブとインスタントコーヒーの組み合わせで結構です。
おいしいですよ。

今日の豆はコロンビア。ポーレックス(コーヒーミル)で粗めにガリガリ挽いて
お湯を注いで待つこと4分。プレスコーヒーのできあがりです。
お湯の量はちょっと少なめにしてコーヒーの香りと味を楽しみました。
上の写真の左側の赤い水筒はラーケンのプレッシャーキャップタイプ、丸型の
1Lタイプです。珍しいでしょ。

今回が初の実戦投入です。ボコボコになる日を楽しみにしています。
右の緑はグランテトラの1Lです。
山頂でNHKラジオの昼のいこいを聴くと、「ああー自然の中にいるなー」という
気持ちになります。
ソニーのミリバール、名前も本体もレトロです。まだ使ってます。

山頂ではビールで乾杯しているパーティーもありましたが、たとえ低山であっても、
山頂でのアルコールは控えるべきだと思います。

アルコールの入った状態では下り坂で転倒などの事故が起こりやすく、防げる事故は
未然に防ぐべきです。
山頂のゴミと下山途中に見かけたゴミを拾い、無事下山。

(といっても標高303mなので散歩レベルでした。)
今日歩いたコースはゴミも少なくて気持ち良かったです。
一応、山の神に下山メールしときました。
今回、山出拾雄したゴミです。
途中、山の水が汲めるようになっていました。
こういうのにメチャ弱いんですよ。水筒に入れて落ち帰りです。
行きと同じ渋沢駅で秦野市の名物、落花生を買い、電車を一本やり過ごし、
駅のベンチでウィスキーの水割り+さっき買った落花生で、一杯やりました。
山歩きの後のアルコールは体にしみ込みます。
深い眠りに落ち込み、乗り越してしまいました。(爆)

では

ボルドーバーナー、買ってみようかな、と思ったかた、こちらの写真をポチッとどうぞ


BORDE-Brenner(ボルドーバーナー) ボルドーバーナー
このバーナー、使っていて楽しいです。*ゴトクは別途必要です。
山出のゴトクは自作ですが、市販品なら下のトランギア用のゴトクを流用できます。

トランギア B25用トライアングルゴトク
できればゴトクの他に植生保護や
テーブル保護のため、アルミ板が1枚あるといいですね。
(注:アルコールストーブは含まれません。)
ブログの中のコッヘルはこれです。500CCと800CCの2タイプがあります。

エバニュー(EVERNEW) チタンティーポット500
コーヒー1杯のお湯を沸かすのには丁度よい容量です。
ポーレックスはナチュラムでも扱っているんですね。

ハイマウント ポーレックスセラミックコーヒーミル
コーヒー豆の粗さを調整できます。
挽きたての山コーヒー、おいしいですよ。
今回の山行で使用した資料
地 図 : 国土地理院 1/25,000 秦野
ガイドブック : 実業之日本社 ブルーガイド ぶらり山散歩 「丹沢・箱根 日帰り山歩き」