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2007年07月29日

ボルドーバーナーは日本製 ?

みなさん こんにちは
ボルドーバーナーの続ネタです。

The Stove Collector というサイトにこんなことが書いてあります。

Swizz brand, manufactured in Zurich by J.Borde. The original company is long gone, but a  Japanese company still manufactures them under the same brand name. Check out their site at:

いろいろ書いてありますねー。 
「もともとの会社はとうの昔に無くなっているが、日本の会社が同じブランド名で、まだ生産している
そうです。

本当かよ?って感じです。おまけにその会社のアドレスまで載っています。
その会社とは Sスポーツ だそうです。 これも 本当?? という
感じです。

興味のある方はアクセスして下さい。

The Stove Collector のHPアドレスはこちら
  ↓
http://stovecollector.tripod.com/database_b.htm
   


Posted by 山出拾雄 at 03:18Comments(4)山道具

2007年07月23日

ボルドーバーナー

みなさん こんにちは。




「ボルドーバーナー」でググルと、12000件以上のサイトがヒットします。
小生もボルドーバーナーのユーザーです。

いくつかのサイトにアクセスしましたが、
「世界最小のガソリンストーブ」とか
「70才になるスイスのおじいさんが手作りしている」とか
「後継者がいない」とか
「年間500本しかつくられていない」等々、
色々書かれています。

全てのサイトにアクセスしたわけではありませんが、
殆どのサイトで共通して書かれている(と思われる)内容として、

五徳(ゴトク)が無い

ことが挙げられると思います。
そのため、このストーブのユーザーは五徳を自作するか、近くにある
石を積み上げて五徳の代わりにするという不自由を強いられて
います。(多くのユーザーがその不自由さを楽しんでいると思います。(笑))
まあ、これも殆どのサイトで書かれていると思います。

しかし皆さん、ボルドーバーナーって最初から五徳なしだったのでしょうか。

先日、アメリカのグーグルで検索したところ、Classic Camp Stoves という
サイトに当たりました。世界には似たようなマニアがいるもんですね。(笑)
そのなかで、こんなこと書いてありました。

It is complete with adjuster tool to rotate the flame spreader/adjuster, fold-up windshield, fuel can & funnel in a zipped pouch. This is the No:60 outfit - the stove model is the No:33

本体の他に、火力調整棒、おりたたみ式五徳、さらに 燃料缶と、
じょうごファスナー付きのポーチに入っている!
これは60番というセットで、本体の型番は33である。
(スミマセン、英語、勉強しなかったので、この程度の訳で許して下さい。)

記事を裏付けるかのようにこんな写真も載っていました。







上の写真では、左側のポーチから、折り畳み式五徳、本体(写真では箱)、燃料缶、じょうご が
出ているのが確認できます。 

更にこの五徳を開いた写真もありました。
給油口の形状から旧タイプであることも分かります。
火力調整棒の形状も現行品とは異なっていることが確認できます。








五徳はもちろん、燃料缶、じょうご、ポーチまで付いているなんて!
今、このセットを持っていたら、お宝でしょうね。
旧タイプの頃は、ボルドーバーナーって至れりつくせりだったんだなー と、
思った次第です。

Classic Camp Stoves のボルドーバーナーのページはこちら
  ↓
http://www.spiritburner.com/borde_bomb.htm


他のサイトでは、こんな記事も見つけました。

The Borde Benzin Brenner was created in 1956 by the Swiss inventor Joseph Borde and was later transferred over to Norbert Baader who is still making them by hand. Only a couple hundred are made a year and can only be easily found in some European specialty shops, Japan and on Ebay (from anywhere between 15 to 180 USD).

http://zenstoves.net/Petrol.htm#SelfPressurizingStoves より

この記事によれば、

「ボルドーバーナーは1956年にスイスの考案者、ジョセフ ボルドによって開発され、
その後、Norbert Baader (ノーベルト バーダー)に引き継がれ、
年間200~300本しか生産されず、
ヨーロッパの専門ショップ、日本、ネットでしか手に入らない。」

そうです。

皆さんが「スイスのおじいさん」と言っている人はバーダーじいさんだったのですね。
バーダーじいさんはいつまで作るのでしょうか。とても気になります。

(私見では「ボルドバーナー」と書くべきと思いますが、「ボルドーバーナー」
の方が一般的と思われるため、後者の表記にしました。)


ガソリンストーブには道具を使う楽しさがあります。

BORDE-Brenner(ボルドーバーナー) ボルドーバーナー
BORDE-Brenner(ボルドーバーナー) ボルドーバーナー

ガスストーブにはない楽しさがあります。  


Posted by 山出拾雄 at 04:13Comments(2)山道具

2007年07月16日

クリーンハイク No.8 尾瀬 

みなさん こんにちは。

このところ風邪を引いてしまい、ブログは放置状態でした。
ちょっと古い話ですが、尾瀬のゴミ拾いイベントに参加しました。
尾瀬グリーンボランティア2007 です。
6/30(土)、7/1(月)の2日間、鳩待峠、沼山峠、大清水の
3ヶ所で申し込み、16:00までに受け付けに持ち込んだゴミは
主催者が回収するというイベントです。

JRを東京ー高崎ー沼田と乗り継ぎ、沼田からは関越交通バスで
大清水行きのバスに乗り、途中の戸倉乗で換え、鳩待峠を目指します。
下は沼田駅の関越交通バス時刻表です。








鳩待峠で今回のグリーンボランティアに申し込みます。








申し込んだ人には、こんなものが配られました。
木道からリサイクルされたマグネット、ワッペン、アミノバイタル(試供品)、ゴミ袋です。








途中、
ヒオウギアヤメや








ちょっと季節はずれのミズバショウや








レンゲツツジを見ながら








山小屋を目指し、ゴミを拾いながら木道を歩きましたが、ゴミは非常に少なかったです。








今の尾瀬には入山者数を計るためにポイント、ポイントに赤外線カウンターが設置されています。
写真の黒い柱がカウンターです。








今回の山行でお世話になった山小屋、第二長蔵小屋と若き支配人さんです。
支配人さんとは一澤帆布の話で盛り上がってしまいました。
なんでも、常連のお客さんが一澤信三郎さんと懇意で、
第二長蔵小屋の従業員さんの中にも、その常連さんに頼んで信三郎帆布の製品を
購入している方がいるそうです。
支配人さん、その節はお世話になり、有難うございました。












翌日、第二長蔵小屋をスタートし、尾瀬沼を散策しながらゴミ拾い。
尾瀬沼休憩所で一休みしました。今回はボルドバーナーを使いました。
ガソリンストーブは、自分が炎をコントロールしているという気持ちにさせてくれます。
職人の道具という感じです。
ガソリンストーブの楽しさを知ったら、もうガスストーブには戻れません。

ボルドユーザーの皆さん、それから ボルドバーナーを買ってみようかなと
思っている皆さん、ボルドを地面に置いて使う時は、植生保護のために適当な金属板の上で
使用しましょう。

今回の豆はキリマンジャロ。尾瀬で飲むキリマンジャロ、うまかったです。








大清水に下山し、拾ったゴミを主催者(東京電力グループ、尾瀬林業さん)に
渡しました。素敵な女性でした。
大会参加型のクリーンハイクでは、最後にゴミを引き取ってもらえるところが
楽です。
尾瀬にもゴミはありましたが、歩いた距離から比べると尾瀬のゴミは非常に少ないです。
さすがにゴミ持ち帰り運動の草分けだなあと感じた次第です。








今回の山行で使用した道具です。細いストックは折りたたんでリュックの中に収納できます。小生の
リュックにはストックホルダーが付いていないので、折りたためるストックは便利です。
強度については、コースやその時の負荷によるのでしょうが、鳩待峠ー尾瀬ヶ原ー尾瀬沼ー
三平峠ー大清水のコースでは、問題ありませんでした。OD BOX アネックス店で購入しました。
Fox Tail(フォックステイル)という商品名で販売しているようです。 













Fox Tailの資料はこちら
 ↓
http://www.odbox.com/outdoor/goods/pickup/foxtail/index.html


大清水ではバス待ちの時間も殆ど無く、上毛高原駅行きに乗車できラッキーでした。
途中の沼田駅で下車し、後はJRで帰宅です。
大清水発のバス時刻表です。ご参考にどうぞ。








大清水からは新宿駅・東京駅行き直バスも出ています。(1日に3本ですが)
直通バスの時刻表はこちら
 ↓








《 尾瀬を歩く時の注意事項 》

尾瀬というと、木道を歩いてミズバショウを見に行くというイメージが強いのでしょうが、
歩きやすい道ばかりではありません。

このようが道があったり、








このような道もあります。








靴は、しっかりしたハイキングシューズか登山靴をお薦めします。


それから、尾瀬では熊も出没します。








熊に遭わないように、熊よけ鈴もあるとよいと思います。  


Posted by 山出拾雄 at 03:38Comments(2)山  行