2008年04月27日
七峰縦走
みなさん、こんにちは。
この前の日曜日、正確に言うと4/20の日曜日、
東部鉄道が主催する七峰縦走に参加しました。

この大会、読んで字のごとく、七つの山(チェックポイント)を超え、
各チェックポイントごとに設けられた通過制限時間をクリアし、
12時間以内で約42Kmを完歩すると完歩賞(完歩帽子)がもらえるという
大会です。途中で下山した場合も、翌年に前年の下山地点からスタートし、
ゴールすればそれも完歩として認められます。
それでいて参加料は無料、参加賞付きという結構な大会であります。
今年の参加申し込み者数は8000人を超えたそうです。
参加して分かったことは、「これは登山ではなく、山を場所にした長距離ウォーク
トレーニングの場だ。」ということです。
主催者は参加者の最高年齢等を公表しません(やたら公表すると最高齢参加を狙い、
事故が発生する可能性があるためと思われます。)が、高齢者も参加しており、
また遠方からの参加者もおられ、この大会のために毎日、トレーニングを積んでいる
『七峰命』的な参加者も数多くおられるようでした。
これまでの完歩者のブログを見て「事前学習」し、今までの山歩きのように
ストーブでお湯を沸かしてコーヒー飲んでる時間はないなと思い、
歩きに必要な最低限の荷物だけに絞り込みました。
第5チェックポイントまでは通過できましたが、第6チェックポイント手前の峠(粥新田峠、
スタート地点から約27Km弱)で時間制限に引っ掛かってしまいました。
係員からは「タイムオーバーです。ここから先に進まれる場合は、各自の
責任でお願いします。この先で途中下山してもバスが無い場合もあります。」との
非情な言葉。
進む人と下山する人が各自の判断で分かれます。
小生は、進もうと思えば進める状態でしたが、『山をなめてはいけない』と思い、
途中下山することにしました。
バス停近くで、途中下山のスタンプを押してもらいました。
現在の小生の実力では、歩くことで精一杯でとてもゴミを拾う余裕は
ありませんでした。
来年は下山点までバスで行き、そこから歩いて粥新田峠まで登り、
歩けば完歩ですが、バスの中で
お前はそれでいいのか? それで完歩と言えるのか?
という内なる声が挙がってきたのです。
来年、続きから歩けば、突発的な事故がない限り、ゴールできるでしょう。
しかしそれでは自分に対して納得がいかないのです。
これは、今までは考えられなかった新たなジレンマです。
七峰を完歩するには、七峰に向けた練習が必要であることが分かっただけでも
収穫と思います。一年練習を積み、来年また、七峰という壁にチャレンジするつもりです。
いつか、七峰でクリーンハイクしながら、完歩帽子を頂けるようになりたいと思います。
今回の参加賞、七峰ポーチです。
↓


この前の日曜日、正確に言うと4/20の日曜日、
東部鉄道が主催する七峰縦走に参加しました。

この大会、読んで字のごとく、七つの山(チェックポイント)を超え、
各チェックポイントごとに設けられた通過制限時間をクリアし、
12時間以内で約42Kmを完歩すると完歩賞(完歩帽子)がもらえるという
大会です。途中で下山した場合も、翌年に前年の下山地点からスタートし、
ゴールすればそれも完歩として認められます。
それでいて参加料は無料、参加賞付きという結構な大会であります。
今年の参加申し込み者数は8000人を超えたそうです。
参加して分かったことは、「これは登山ではなく、山を場所にした長距離ウォーク
トレーニングの場だ。」ということです。
主催者は参加者の最高年齢等を公表しません(やたら公表すると最高齢参加を狙い、
事故が発生する可能性があるためと思われます。)が、高齢者も参加しており、
また遠方からの参加者もおられ、この大会のために毎日、トレーニングを積んでいる
『七峰命』的な参加者も数多くおられるようでした。
これまでの完歩者のブログを見て「事前学習」し、今までの山歩きのように
ストーブでお湯を沸かしてコーヒー飲んでる時間はないなと思い、
歩きに必要な最低限の荷物だけに絞り込みました。
第5チェックポイントまでは通過できましたが、第6チェックポイント手前の峠(粥新田峠、
スタート地点から約27Km弱)で時間制限に引っ掛かってしまいました。
係員からは「タイムオーバーです。ここから先に進まれる場合は、各自の
責任でお願いします。この先で途中下山してもバスが無い場合もあります。」との
非情な言葉。
進む人と下山する人が各自の判断で分かれます。
小生は、進もうと思えば進める状態でしたが、『山をなめてはいけない』と思い、
途中下山することにしました。
バス停近くで、途中下山のスタンプを押してもらいました。
現在の小生の実力では、歩くことで精一杯でとてもゴミを拾う余裕は
ありませんでした。
来年は下山点までバスで行き、そこから歩いて粥新田峠まで登り、
歩けば完歩ですが、バスの中で
お前はそれでいいのか? それで完歩と言えるのか?
という内なる声が挙がってきたのです。
来年、続きから歩けば、突発的な事故がない限り、ゴールできるでしょう。
しかしそれでは自分に対して納得がいかないのです。
これは、今までは考えられなかった新たなジレンマです。
七峰を完歩するには、七峰に向けた練習が必要であることが分かっただけでも
収穫と思います。一年練習を積み、来年また、七峰という壁にチャレンジするつもりです。
いつか、七峰でクリーンハイクしながら、完歩帽子を頂けるようになりたいと思います。
今回の参加賞、七峰ポーチです。
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