2014年05月06日
2014 第29回外秩父七峰縦走ハイキング大会
2014(H26)/4/20(日)、第29回外秩父七峰縦走ハイキング大会に参加しゴールしました。
皆さんこんにちは、山出拾雄です。
昨年、雪と靴ずれに悩まされ、途中の定峰峠(22.4Km地点)で下山してしまったので、
今年は昨年の下山地点、定峰峠から2年越しの完歩を目指し、歩くことにしました。
1日で完歩を目指すときは前日に泊まりますが、今回は残り約20km弱を歩くだけなので、
始発(04:50)で行くことにしました。(目覚ましは03:30にセット)
今は副都心線が相互乗り入れをしているので、渋谷から池袋も乗り換えなく、
座ったままで行けました。便利です。
東武東上線、小川町に到着。07:30を過ぎていたので、受付も空いていました。 (7:36)
東武バスに乗車し、終点、白石車庫で下車。ここから昨年の下山ポイント、定峰峠に向かって
歩きます。
普通のハイキングでは、バスを降りたら、ガイドブック、地図、コンパスを使い、また道標をたよりに
自分の進む方向や道を決めなければなりませんが、七峰縦走の場合、7,000人という不特定多数の
参加者がコースを歩くわけで、ポイント・ポイントには必ず複数の大会スタッフが配置され、
道迷いによる遭難が発生することのないよう、対策が施されています。
白石車庫でも、何人もの親切なスタッフが待ち構えていて、道を案内していました。

大会の運営はすばらしく、参加者を大切にしている大会であることは間違いありません。
参加回数がふえるたびに、主催者の細かな配慮をより強く感じます。
しかし、個人としては果たしてこれでハイキング、山登りと言えるのだろうか?という
疑問を最近は感じているのも事実です。今の山出にとって、七峰縦走は長距離ウォークの
フィールドトレーニングの場です。だから歩きやすい気象条件よりも、雨


歩きにくい条件のほうが、むしろトレーニングとしては向いているように思われます。
また、歩きにくい条件は結果として参加者をふるいにかけることになり、途中の渋滞も
ある程度ですが、緩和されます。もちろん、悪条件でもスタッフは配置されており、
エスケープルートは確保されています。
悪条件のときこそ、運営力が発揮されています。
というわけで、白石車庫をスタートしました。(8:40ぐらい)
定峰峠のお茶屋さんで売っていたお土産の写真を撮らせてもらいました。
黄色の缶バッジを購入。 (9:20ぐらい)
大霧山は文字通り大霧状態でした。 (10:25)
ここで休むハイカーは多いのですが、山出は先を急ぎます。

七峰縦走にはハイカーを惑わすトラップ(罠)がいくつもあるのですが、秩父高原牧場の
ソフトクリームは美味しくて甘いトラップです。一日完歩を目指す場合はここはスルーする
ところですが、今日は20km歩けばよいだけなので、トラップにドップリはまり、牛乳と
ソフトクリームの両方を楽しみました。当日は少し寒いくらいの天候で、売り場の方は
ホットミルクも用意されていました。 (11:02)

途中、桜も咲いていて、ちょっとお得な気分です。
皇鈴山(ミスズヤマ)に到着。ここで昼食にしました。(12:02-12:20)

七峰のちょっと前に京都、一澤信三郎帆布のフェアが横浜高島屋であり、
その時に山で使えそうだと思い、買った袋物です。もともとは財布ですが、
空になった小袋を入れるポケットもあり、ちょうどよい大きさです。
(折りたたんで使います。)
日本水(ヤマトミズ)の給水所です。(12:55)
いつもはこんなに早い時刻に到着することはなく、撤収直前のため、
水すら補給できないのですが、今年は余裕です。

夏ミカンと梅干しと奈良漬けです。16:00過ぎのハイカーにはないそうです。

下山して車道に出てからはゴールまでの単調な舗装路をひたすら歩くことになります。
今回は主催者から頂いた1/25,000の地図を読みながら歩いてみることにしました。
秋山バス停手前で南からの道と合流することが分かります。(1)
左手に工場が見えるはずと思いながら歩くと、ボッシュの工場がありました。(2)
右手に学校が見えたので地図で確認すると、ありました。(3)
Y字路を左に行き踏み切りを渡ると左手にトイレがあり(4),(5)
さらに左手前方にもトイレがあることが分かります。(6)
正喜橋を渡り、右、右と行けばゴールに着くことが分かります。
通常の1/25,000の地図にはトイレの記号はありませんが
考えてみるとトイレの情報は重要であり、主催者の配慮を感じます。
ゴール直前にも案内のスタッフが待機していました。
ハイカーが疲れていると、曲がらずにそのまま直進してしまうことも
考えられるため、このポイントでの案内は重要だと思います。
ゴールです。

約20kmを5時間弱で歩いたことになります。
ゴール地点で記念Tシャツを販売していました。「今日しか買えませんよー」の
一言に負け、グリーンのシャツを買ってしまいました。
これで、緑×黄緑、25周年記念のオレンジと合わせ3種類の帽子が揃いました。
緑×黄緑のバージョンはもう終了だそうです。
来年は30周年です。スタッフの方に「来年の完歩帽は記念カラーですか?」と聞くと、
「はっきり分かりませんが何か考えているようです。」との返事でした。
記念カラーの可能性大ですね。でもそうなると山出の場合、1日完歩しなければならず、
ハードルは高くなってしまいそうです。
大会スタッフおよびすべての大会関係者の皆様、素晴らしい大会をありがとうございました。
これからもトレーニングを続け、来年も元気に参加させて頂きたいと思います。
(スクワットで大腿四頭筋を鍛えるとよいみたいです。)
では。


Posted by 山出拾雄 at 13:33
│七峰縦走