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2009年11月03日

九州、韓国岳で行方不明の小学生、死亡を確認

冬将軍がやって来ました。
長い風邪がようやく治った山出拾雄です。
ご無沙汰しております。

10月31日に九州の韓国(カラクニ)岳で行方不明となっていた
小学5年生の男の子の死亡が確認されたというニュースを
聞きました。沢に倒れて、あるネットの記事では、顔面を骨折していたそうです。
親と離れてしまい、大けがをして寒い山中で、一人過ごさなければ
ならなかった彼の心細さを思うと、可哀そうでなりません。
いたましい事故です。ご冥福をお祈りします。

元気のよい小学生が家族登山で親の先をスイスイと
歩いて、その後を親がフウフウ言いながらついて行く。
低山ハイクではよく見かける光景です。
目の前の元気一杯の息子が突然帰らぬ人になってしまった
親御さんのお気持ちも、察して余りあるものがあります。


パーティー(グループ山行)で、はぐれてしまった原因を雑誌で読んだことが
ありますが、ガスが立ち込めて視界が悪い状況で、登山靴のヒモを
締め直している間に、先行者とはぐれてしまったという例がありました。

山出の山行は単独行がほとんどなので、はぐれること自体ないのですが、
パーティー山行では、少なくとも前後のメンバーが視界の範囲内にいて、
はぐれた場合は、ホイッスルを鳴らすなどの連絡方法を事前に
打ち合わせておく必要があると感じました。



タグ :遭難

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Posted by 山出拾雄 at 06:58│Comments(4)遭難
この記事へのコメント
本当に残念な結果になってしまいました。将来のある若い少年が、このような痛ましい事故にあってしまった事はとても悲しいです。山出さんのブログをお借りしましてご冥福をお祈りさせていただきます。
Posted by 五味鳥 行蔵 at 2009年11月04日 09:03
五味鳥 行蔵 さん。

コメント、ありがとうございます。
本当に悲しいニュースでした。
我々は彼の死を決して無駄にしてはいけません。

山に限らず、自然の中での遭難記事を読むたびに、
遭難を未然に防ぐにはどうすればよいのかを
常に感じます。合掌
Posted by 山出拾雄山出拾雄 at 2009年11月04日 12:32
かつては「遅い者にあわせる」のが暗黙の了解だったと思うんですが
最近はちょっと「先まで言って休みつつ待つ」って人が多い感じですよね。
家族で行くのであっても、リーダーのポジションの人間が全員の状態を把握しないといけない。
せめてそれだけでも、今回のことで教訓になれば...
Posted by いのうえ at 2009年11月04日 15:33
いのうえさん。

コメント、ありがとうございます。
「かつては「遅い者にあわせる」のが暗黙の了解だったと思う」
エッ!今は違うんですか?、というのが第一印象です。
「遅い者にあわせる」のは当たり前のことだと思っているのですが...
自分はもう、古い人間なのかなぁと思ってしまいました。

「最近はちょっと「先まで言って休みつつ待つ」って人が多い感じ」
先行者が休むのはいいのですけど、後の人が到着して間もなく
出発するのでは、後ろの人は休めないですよね。
後ろの人ほど疲れていることが多いのに...

「家族で行くのであっても、リーダーのポジションの人間が全員の状態を把握しないといけない。」
おっしゃるとおりです。家族や親しい友人同士では、あらたまってリーダーを決めることがない場合もあり、注意したいですね。
Posted by 山出拾雄山出拾雄 at 2009年11月04日 22:25
 
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九州、韓国岳で行方不明の小学生、死亡を確認
    コメント(4)